暴行で変形した顔を見て大笑い
Cの自宅はJR常磐線綾瀬駅から北へ15分ほど歩いた住宅街にあった。2階建て約100平方メートルの3DK。JさんはCの自室で、いつも不良メンバーがたむろする2階の6畳間に監禁された。
彼女の両親は娘が行方不明になったことを案じ27日に捜索願を提出。このことはAも想定済みで、警察の捜索を止めるべく、Jさんに3度も自宅に電話をかけさせ、母親に「事情があって家出したけど、友人の家にいるから心配しないで」と言わせ家族を納得させている。このとき彼女はCの恋人を装うよう強要されたそうだが、当時Jさんには実際に交際している男性がいたという。
凶行は翌28日から始まった。Aは3人の犯行メンバー以外にCの部屋に出入りしていた少年2人を交え、代わる代わる彼女を犯すよう命令。彼らは指示どおり輪姦し、さらには容赦のない暴行を加える。劇中でも被害者を殴ったり、女性器に瓶を挿れるなどの残虐行為が再現されていたが、実際にAらがとった行動は鬼畜にも劣る。
タバコやシンナーを無理やり吸わせ、Jさんが抵抗すると罰だとして陰毛を剃り、性器にマッチ棒を挿入して火をつけ熱がるのを見て面白がった。
そんな日々が1週間ほど続いた12月初め、彼女が犯人らの隙を見てCの自宅の電話を使い警察に通報し助けを求めようとした。
が、寸前でそれに気づいたAが激怒し、顔面を何度も拳で殴りつけ、ライターの火をJさんの足首に押しつけて火傷を負わせる。
その後、行動はどんどんエスカレートしていく。全裸にして音楽に合わせて踊らせる、自慰行為を強要する、顔面にペンで落書きをする、性器に鉄棒を挿入して何度も出し入れする、肛門にオロナミンCなどの瓶を挿入する、ウィスキーや焼酎を一気飲みさせる、真冬の夜中にベランダに半裸状態で出し水や牛乳を大量に飲ませて放置する等々。
12月の中旬から下旬には、AがJさんのこぼした尿を踏んだことに怒り、BとCに彼女の顔面を何度も殴らせた。
