モデルで近年は起業家としても活躍するローラが、つい先日(3月17日)、インスタグラムへの投稿で、先祖が眠る新潟で雑穀や米、野菜を自分の手で育てることを決めたと報告した。同時に自分の本名が「佐藤えり」だとも公表して、ネット上で話題になっている。
ローラは2016年よりアメリカ・ロサンゼルス(LA)を活動の拠点としているが、今年は月に1回帰国して、農業を本格的に学ぶという。やはり先日発売された女性誌のインタビューでは、《私自身が土に触れたり、種から育てたり、ちゃんと実情を知らなきゃ人に伝えられないから、1年かけてしっかり勉強してみようって思ってる。かなり大きな覚悟だけれど、ワクワクする気持ちがどんな感情にも勝っているから、もう楽しみでしかないよ!》と抱負を語っている(『otona MUSE』2025年4月号)。
2010年代、「オッケー」やタメ口で人気に
きょう3月30日はローラの35歳の誕生日だ。振り返ってみると、彼女が広く知られるようになったのは2010年代初め、多くのバラエティ番組に出演し始めてからだった。いつでも前向きなポジティブキャラで支持を集め、「オッケー」と言いながらほっぺたに指でOKサインをつくる“たこ焼きポーズ”など、独特のボディランゲージも人気を呼ぶ。
当時、ことさらに注目を集めたのがタメ口である。どんな大ベテランにもまるで友達のように話しかけ、それでいて相手にけっして嫌悪感を抱かせなかったのは天性のものだろう。2012年に『徹子の部屋』(テレビ朝日)に初出演したときも、司会の黒柳徹子を相手に物怖じせず、堂々とトークを繰り広げた。
もっとも、その9年後の2021年、同番組に3回目の出演を果たしたローラは、黒柳に対し、先の出演時に「徹子ちゃん」と呼んでしまったことを謝りたいとずっと思っていたと告白している。それ以上に衝撃的だったのが、このとき彼女が明かした自身の生い立ちだった。


