八代の肖像権などは、遺言によって「八代ミュージック&ギャラリー」(大野誠社長)にあるそうだ。同社は発売元に対して猛抗議したというが、早川氏はまったく応じないという。
彼は新潮に対してこう豪語したそうだ。
「(CDは)売れてますよ。もうパニック状態。通販だけですが、1枚3700円で送料は無料です。今はガタガタうるさいの(注・八代ミュージックのこと)が揺さぶりをかけているもんだからCD店では販売保留になっているけど、法律的には何の問題もありませんから」
週刊新潮が報じた「早川社長の正体」
さらに早川氏は社のホームページで、こうもいっている。
「マスゴミ&クレーマー達により ウソ八百の新ネタが目を出しているようですが 話しを大きくして困ったものです」
早川氏とはどんな人物なのか? 新潮によれば、早川氏にはこんな過去があると報じている。
早川氏は昔、芸能事務所をつくっていて、1999年に「青山エンターテイメント」と名前を変えたが、翌年の11月に所属タレントが早川氏を刑事告訴したことがあったというのである。
4人のアイドルグループ「フォーラッシュ」のうち3人が、早川社長から売春を強要されたと訴えたというのだ。
新潮はそのうちの一人に話を聞いている。彼女によれば、オーデション雑誌を見て応募したという。すぐに曲も用意されていてレコーディングも始まったそうだ。だが、実際は以前CDを発売できなかったグループの曲を使いまわしているだけだったという。
しかし、早川社長からはレコーディング代、作詞作曲代、ヘアメーク代と100万円単位で請求が来たという。
バイトをしながら懸命に返済するも、限界が来て辞めようとしたが、辞めさせてもらえず、どうしても辞めるというなら数百万円払えといわれたそうだ。
払えないなら、「芸能界で身体を売るなんて当たり前」だと、売春をするように仕向けられたとも話している。