頑なに発売にこだわる社長の言い分は
「早川に手なずけられた子は、実際に缶詰会社の社長の愛人をやらされていました。その子はAVにも出演させられていた。また、他の子は旅行会社の社長から社員扱いで給料を払うから愛人になれと言われていました。もう我慢がならず警察に駆け込んだのです」
売春は未遂に終わったため告訴は和解になったが、民事裁判では約300万円の賠償判決が下された。だが、早川社長はカネがないといい張り、100万円ほどしか払っていないという。
早川氏は40年近くもたっている八代の写真を出す理由を、こういっているそうだ。
「去年の3月にも追悼盤を出したのですが、その後、目黒区(東京)にあった八代さんの豪邸が人手に渡ったことに腹が立ったんです。ぼくとしては八代さんの思い出をもっと長く残してほしかった。豪邸売却と同時期に彼女の個人事務所が解散し、別会社が立ち上がったことを知って、いったい何が起こっているのか? と。自分なりに調べて、八代さんの財産を食いつぶそうとしている人がいるんじゃないかと思った次第です」(NEWSポストセブン03.17 06:59)
早川氏と大野氏の“私怨”が絡んでいるのか…
これは現在、八代の権利を管理している大野氏に向けてのようだ。大野氏は「弊社には、商品化することや封入特典に写真を使うことに関しての許諾申請は来ていません。通常であれば(著作権や複製権などを管理する)音楽出版社に確認があるはずですが、そもそも今回のような特典が入ることに音楽出版社が許諾を出すのかという疑問が残ります。原盤の権利元がニューセンチュリーレコードさんにあるのかどうかも含め、事実関係を確認中です」(同)
この騒動、早川氏と大野氏の“私怨”が絡んでいるようにもみえるのだが……。
新潮を読む限り、写真を撮影したのは早川氏ではなく、その元恋人だったN氏だが、彼は八代のプライベート写真が売られていることを知っているのだろうか?
早川氏のようなやり方は「リベンジポルノ」ではないかともいわれている。これは、交際中に撮影した性的画像や動画を、復讐や嫌がらせ目的で、被撮影者の同意なしにインターネットなどで不特定多数に公開する行為だ。