突然ヨッチャンから「会えませんか?」と
――一緒にいないときでも、ヨッチャンは常にアンナさんのことを考えて動いてくれていたんですね。
アンナ そうなんです。しかも沖縄から帰ってくる日をずらして早めに帰ってきたんです。次の日にふたりで会う約束をしていたんですけど、「今日の18:00、羽田に着きます。これから会えないですか?」ってメールがきて。「19:00に会えませんか?」「1分でも早く会いたいから」とか言って。
でも、次の日に会う約束をしていたわけだから、「明日でもいいんじゃないの?」って返したんですけど、って。
ヨッチャン どうしてもそのときに思っていた感情をちゃんと伝えたくて。
――なにを吐き出されるのか、ちょっと不安になりますよね。
アンナ いちおう最悪のことも想定しました。「彼女がいる」とか「すごい借金がある」とか「実は結婚できない」とか。
こっちはそんなのとばかり出会ってきたので。「あんまりいい話じゃないのかな」と思って家に行ったら、「本気で結婚を考えています」って言われて。私が勝手に熱を上げて、キュンキュンしちゃうのはしょっちゅうのことなんですけど、まさかのまさか、向こうからそんなこと言ってもらえるなんてビックリでした。
ちゃんと正直に、いままでのことをすべて話してくれて。しかも会って数回なのに合鍵も渡してくれたんです。
ヨッチャン 本当に結婚したかったので、僕のすべてを見せたかったんです。安心してもらいたかったのもあって。
――では、ヨッチャンのほうから猛攻レベルのアプローチをされたと。
アンナ ほぼ毎日、朝から晩までメールがきました。
ヨッチャン とにかく彼女のことを知りたいなと思って、毎日メールをしていました。アンナのマネージャーのまこちゃんにもいろいろ聞いて。