そして、最後に《信用してます。》と付け加えた。
渡邊被告からは、
《まいのこと すきでいてくれて ありがとう かんしゃしている かんしゃではつたわらないから ぜんぶでひょうげんしようとおもっている これからずっと だいすきです ほんとうにここまでわたしのことを かんがえてくれて だいじなおかね、わたしのために、よういしてくれて ありがとう》
と返信があった。
3500万円を渡してはじめて体の関係を持った
2714万円を振り込んだその日、2人は初めて体の関係を持ったという。
「だけどそれからは、ウソ、ウソ、ウソのオンパレード。
最初に渡した800万円と次に渡した2714万円の借用書を書いてもらったんですが、自宅住所も、勤務先もまるでデタラメだった」
言い訳を重ね、逃げられ続けた
「2714万円を振り込んだ翌日に『話を聞いてほしい』と言うので、東京に出向き『真衣ちゃんの部屋で話をしよう』と言うと、『なんで?』って。こっちは借用書に住所が書いてあるんだから、そこに行けばいいじゃないかと思っていたら、『実は、先輩と一緒に住んでいたんだけど、ケンカして追い出されて、今はネットカフェを転々としている』と言い訳する。
しょうがないからカラオケボックスで話をしました。『折り入って話したいこと』とは何かと思えば、『実は私は実家で虐待を受けていて、家族とは不仲なんだけど、このままじゃいけないから今は母親に歩み寄っているところ』だと。
渡邊はお金に関して、『親に返してもらう』とも言っていたから、私が『じゃあ、この間のお金を今すぐ返してって言ったらどうするの?』と聞くと、『それはもう闇金でもどこでも行って返そうと思う』って。そこまでの覚悟があるのなら信用してもいいのかな? と、一瞬は納得したのですが、その後は逃げの一手。
急に『お腹が痛い』と言い出して、『今からちょっとお医者さん行って来る』と逃げられるようにして別れました。それが5月下旬の話でした。その後、6月頃にうちの地区の行事があるのですが、『私も一緒に出て、地域のみんなに挨拶するね』という会話をしたものの、結果的にまた連絡が取れなくなって。