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目抜き通りには“地元ならではの施設”がズラリ
スカイデッキで駅と直結している大手通りは、長岡駅前から西に延びて信濃川にまで続くメインストリート。この大手通り沿いに長岡の中心市街地も広がっている。
大型施設も多く、駅に近いところからスカイデッキで駅とも繋がるアオーレ長岡。長岡市役所やアリーナなどの入る複合施設だ。
さらにその先にはフェニックス大手、米百俵プレイス。いずれもマンションや金融機関、行政機関などが入った複合施設なのだが、少なくとも長岡駅前の“中心市街地らしさ”を形作っている施設であることには違いない。
駅前から百貨店が消えたワケ
なんでも、かつての大手通り沿いにはイチムラや丸大、大和といった百貨店をはじめとする大型商業施設がずらりと軒を連ねていたという。
ターミナルの目の前の目抜き通り沿いにひしめく百貨店。他にも長崎屋があったり、東口にはダイエーがあったり。名実ともに、長岡駅前が長岡市、ひいては中越地方の中心だった時代である。
しかし、例によって郊外のロードサイド系の店舗が隆盛となって、1990年代から2000年代にかけて、次々と駅周辺の商業施設は姿を消していった。
アオーレ長岡や米百俵プレイスといった大手通り沿いの大型施設は、そうしたかつての商業施設の再開発で生まれたものだ。
百貨店が消えてもまだ長岡駅周辺の賑わいが絶えていないのは、再開発が成功したから、なのだろうか。
