大手通りから南側に外れると、なにやら歓楽街の面影が…

 大手通りから新天街といった南に向かう道筋を入る。こちらはどうやら歓楽街の面影を持っているようだ。

 

 新潟といったら米どころ、米どころといったら酒どころ。スナックなどの合間には、地場の酒と肴を出すような居酒屋が並ぶ。

 
 

 近くにはホテルもあるし、長岡駅まで歩いても10分ちょっと。観光や出張で長岡にやってきた人たちも、この駅近歓楽街で長岡の夜を過ごすのだろう。

ADVERTISEMENT

 ちなみに長岡駅発の新幹線の終電は夜10時1分。日帰りでもだいぶ遅くまで夜の時間を楽しめる。

北側に外れると“敗軍の将”の生家跡が

 市街地の背骨たる大手通りから、今度は北側へ。こちら側は繁華街という雰囲気ではないものの、小さな商店街や郵便局、オフィスビルなどが並んでいる。

 

 さらに北へと進んでゆけば、山本五十六や河井継之助の生家跡や記念館。

 山本五十六は長岡出身の海軍軍人で、太平洋戦争開戦時の連合艦隊司令長官だ。河井継之助は幕末期に長岡藩家老を務め、新政府軍と激突した北越戦争を指揮している。

 

 いずれも敗軍の将……ではあるものの、郷土を守るべく奮闘した英雄、ということか。少なくとも長岡駅前の観光スポットになっていることは間違いない。