翌年、センターだった妹もAKB48を卒業
――そして矢作さんは2018年の10月にSKE48を卒業します。当時、妹の萌夏さんはAKB48のメンバーになっていました。妹さんは卒業について、何と言っていたんですか。
矢作 タイミング的に妹が加入して、私が卒業するという感じだったので、妹には「もうちょっとやっていいんじゃないの? 私も入ったし」と言われました。
――ただ妹さんも矢作さんが卒業した翌々年には卒業します。そこにはお姉さんの卒業の影響はあるんですか?
矢作 それはないと思います。妹は、私より全然メンタルが弱いんですよ。意外と繊細で。例えば、ちょっと叩かれたらもうメンタルやられちゃう。私は結構、スッとしているんですけど。だからAKB48の最後の方は、妹はストレスのせいで顔面麻痺になっちゃったんですよ。それを聞いて私もびっくりしました。
妹はAKB48のセンターにもなっていましたし、卒業はちょっと早いなとは思ったんですけど、やっぱりあれを見ているとしょうがないかなと思いました。
――矢作さんはアイドルを卒業して、一般人に戻ったわけですが、そのタイミングで開放感から遊びまくったりはしましたか?
矢作 いや、むしろ逆です。今まで勉強が本当に嫌いだったんですけど、1年離れたせいか勉強が好きになって(笑)。なので、結構楽しんで勉強をしていました。
――SKE48を辞めた後に、SNSをやっていたりはしましたか?
矢作 全然やってないです。むしろ一般人に戻ったことが楽しすぎて。アイドル時代はあれをやっちゃダメ、これをやっちゃダメということが多かったので。SKE48時代には「矢作のイメージは清楚系だから、絶対髪を染めるな」って言われていたんですけど、私はずっと金髪にしたくて。だからアイドルを辞めてすぐに金髪にしました。
アイドル時代はお酒を飲んでいなかったので、卒業してから初めて飲み会というものに行くようになったり。今までは彼氏でなくとも男性と歩いたら勘違いされてしまうからと、一緒に行動はしてなかったんです。でもアイドルではないので堂々と飲み会に行ったりしてました(笑)。

