衝撃的すぎる、亡くなった虫の“弔い方”

蜂丸 けっこうショッキングかもしれませんが、燃えるごみに……。

――えっ!?

蜂丸 かわいそうだからとお墓をつくる人もいますが、土に埋めると寄生虫が発生したり、亡くなった虫の卵や幼虫が外来種として繁殖したり、最悪の場合は環境を壊してしまうこともあるんです。最近はベッドの横で飼っている、肉食性のゴキブリに食べてもらうこともあります。

ADVERTISEMENT

――ゴキブリも飼育しているんですね。可愛いと思えたりするものなんですか?

蜂丸 いや、ゴキブリだけは本当に無理です。1年ほど前に、ゴキブリ好きな方からご厚意で1000匹ほど分けてもらっただけですし……。その他、数百匹のゴキブリも飼育していますが、あくまで「餌」としてであって、見た目も気持ち悪いですし、飛ぶのとかもやめてほしい。ゴキブリって「オブロンゴナタ」「インシグニス」みたいに名前がかっこいい種類も多いんですが、それに対して「ゴキブリのくせに!」って腹立つくらい、嫌いです(笑)。

ゴキブリ好きな人から1000匹ほどをもらいうけたという、肉食ゴキブリのオレンジヘッドローチ

――ゴキブリが苦手な感覚は、虫が苦手な人とあまり変わらないんですね。

蜂丸 虫好きといっても、すべての虫が好きなわけじゃないんです。あとは虫を飼っていると土を使うことが多いので、部屋にコバエが発生しやすいんですけど、あれも普通にイヤです。食事中にまとわりついてくるので、避けながら食べてます。

 とはいっても、こうした生活を続けていると、だんだん慣れてはきますよ。虫の餌を冷凍庫で管理することも、最初はかなり抵抗がありましたが、今では自分用の冷凍食品と虫の餌を普通に一緒に入れてますもん。さすがにまだゴキブリだけは苦手で、今でも絶対に素手で触ったりはできませんが……。