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駅前で待ち構えていたのは…
橋上の改札を抜けると、通路の向こうには駅商業施設の「ラスカ茅ヶ崎」。もとは茅ヶ崎ルミネとしてオープンしたが、2006年からはラスカを名乗る駅ビルだ。
「ラスカ」は他に平塚と熱海にもある。なんとなく、湘南を象徴する駅ビルらしい。が、その中身はごく普通の駅商業施設と変わらない。
茅ケ崎駅の北にはペデストリアンデッキが広がり、駅を取り囲む商業施設へと繋がっている。以前はイトーヨーカドーが入っていた商業ビルは、11月末に「BLiX茅ヶ崎」としてリニューアルオープン。
地方都市ならば駅前のキーテナントを失ったビルは新たな担い手が見つからずに四苦八苦するものだが、そこはさすが首都圏の一角、茅ヶ崎である。
BLiX茅ヶ崎の向こうにはヤマダデンキの看板も見え、茅ケ崎駅北口一帯は商業ゾーンだ。
湘南地域には、藤沢も辻堂も平塚も、駅の周辺が一大商業エリアになっている。やっぱりこれもさすが、首都圏といったところだろうか。
駅前から北西に延びる商店街「エメロード」は、1898年の茅ケ崎駅開業時から“停車場通り”と称していたメインストリートだ。



