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志布志のまちを歩いてみる
さて、改めて志布志駅だ。駅舎こそ三角屋根でかわいらしい形をしているものの、観光案内所が入っているだけで駅員さんはひとりもいない。
駅の脇には野外ステージを設えた大きな広場。ここで町のイベントなどをやるのでしょうか。ゆるキャラが来たりして。
駅前からはまっすぐ西に向かう大通り。駐車場や商業施設のサンポートしぶしアピアがあり、その並びにはホテルや公園などが続く。
志布志駅の駅前は、飲食店や雑居ビルがひしめくような市街地ではなく、どこか殺風景で大味な、そういう風景が広がっている。
徒歩数分ですぐに海
大味な印象は、駅前から海にかけての一帯を歩いても変わらない。
駅前の道を南に歩くと大きな公園があり、それを過ぎたらすぐに港湾部だ。
道沿いには倉庫が建ち並び、走っているのは大きなトラックばかり。志布志湾に注ぐ前川の河口を挟んだ向こうには、大量の丸太が山積みになっている。日南線でも通ってきた宮崎の飫肥は、江戸時代以来の杉の名産地。志布志の港から出荷しているのだろうか。
志布志港は中核国際港湾でもあり、外貿コンテナ船や国際フィーダー船が台湾や韓国、中国などと行ったり来たり。週に8便もの定期船がある。日本を代表する港のひとつといっていい。
観光色の強い日南線沿線のそれまでの町とは違って、志布志の町は産業都市、港湾都市なのだ。




