かつての中心市街地には何があるのか

 きっと商家が軒を連ねていた志布志のメインストリートは、いまでは国道220号に引き継がれている。

 国道220号は宮崎から日南線に沿って志布志まで、そして大隅半島を横断してゆく国道だ。

 

 志布志の町中では、駅のすぐ北側を東西に通っている。

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 すぐ北には、中世には志布志城があった城山が迫り、南側には海が広がる志布志の町。その間の細長い平地部に国道220号が通り、ギュッと市街地が詰め込まれている。ちなみに港湾部はほとんどが戦後の埋立でできたエリアだ。

 

国道沿いに「銀座街」を発見

 さて、そんな国道220号沿い。いかにも歴史がありそうな商店やビルがあり、また九州ではおなじみのファミレス・ジョイフル、小学校や高校までが並んでいる。

 少し北側に入ったところには志布志市役所もある。駅の西側、国道との間の一角はスナックのひしめく歓楽ゾーン。「銀座街」などとアーチを掲げたスナック長屋もある。

 

 志布志市は人口2万8000人程度の小さな町だ。それでもいくつか駅の周りにビジネスホテルがあるあたり、港の関係でここに来る人も多いのだろう。

 

 夜の銀座街もさぞかし賑わうに違いない。かつては中心部に桜デパートまであったというから、昭和の志布志も千軒の町とまでは行かずとも、なかなか活気に満ちた港湾都市だったのだ。