生まれつき顔の右側にあざの一種である「太田母斑」を持つあざみさん。10代から“あざ隠しメイク”をはじめ、「あざにほとんど気づかれない」ほどメイクのスキルも上がったという。並行してレーザー治療も行い、徐々にあざは薄くなってきている。
メイク術と治療の経過をSNSで発信し始めたことであざに対する思いに変化もあったというあざみさんに、学生時代の葛藤や恋愛について、また、両親への思いについても聞いた。(全3回の2回目/つづきを読む)
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高校時代からがっつり隠す3層仕上げ
――高校生の時から「あざ隠しメイク」をしていたということですが、落ちてしまう危険もあった?
あざみさん(以下、あざみ) 当時はリキッドのファンデーションの上にコンシーラーをして、さらにパウダーファンデを重ねてがっつり隠すという“3層仕上げ”の厚塗りだったこともあって、メイクが落ちないようにめちゃくちゃ気にしてましたね。
体育着に着替える時はファンデが服につかないよう、襟を外側に極限まで折り曲げてそーっと脱いだりして(笑)。
――体育の時は汗で流れてしまうことも?
あざみ 汗とか水で濡れても、こすらなければ基本的には落ちないんですよ。だから、とにかく優しく押さえて拭く感じで。というか、気合が違ったのでもはや顔にはほとんど汗をかかなかった気がしますね(笑)。
高校生の時の授業では一番、プールのゴーグルが問題だったかな。
――目の周りにがっつり食い込みますよね。
あざみ プールの水よりもよっぽどゴーグルでメイクが落ちちゃうんで、高校の時は1回しかプールに入らないで終わりました(笑)。
――旅行はどうやって対処を?
あざみ 学生時代は旅行に行ってもメイクを落とさなかったですね。10代ぐらいだと朝まで喋っていることも多くて、ちゃんとした“旅行”みたいな機会も少なかったから、そんなに不自然でもなかったかなと。

