「お腹がボンと出ていて、脚も太くて、全体的にムチっとしていたんです。だから、小さいころからコンプレックスの塊でした」
そう語るのは、ビキニフィットネスの世界で国内10連覇、2024年には世界大会でも優勝した安井友梨さん(42)。
30歳でトレーニングを始めるまでは太っていたという安井さんに大食いの家族、体型へのコンプレックス、ダイエットの挫折など過去の悩みについて話を聞いた。
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――安井さんは現在、素晴らしい体型を維持されていますが、子ども時代から運動は得意だったんですか?
安井 それが全然で、走ればクラスで一番遅いような運動音痴の子供でした。何をやってもどんくさくて、小学校で表彰されたのは虫歯ゼロくらい。動物の「ナマケモノ」とずっと言われていました。歩くのは今でもすごく遅くて、友達と歩くと置いていかれちゃうくらいなんです。
「小さいころからコンプレックスの塊でした。家族からは『象みたい』と」
――それは意外です。当時は体型はどうだったのですか?
安井 太ってましたね。お腹がボンと出ていて、脚も太くて、全体的にムチっとしていたので、小さいころからコンプレックスの塊でした。家族からは「象みたい」と言われていて。
――家族の言葉は残りますよね。
安井 育った家が本当によく食べる家族で、家でのご飯はどんぶりでおかわり3杯が当たり前、牛乳もパックに名前を書いて1日1本飲んでいました。食べ放題の焼肉屋でも誰が一番食べられるか勝負していましたし。なので当時は母も体重80キロ、祖母は100キロくらいあって、私も中学生の頃には軽く70キロを超えていました。

