豊臣秀長(小一郎)の幼馴染で、互いに想いを寄せ合う尾張の土豪の娘「(なお)」を演じるのが、俳優の白石聖(27)。作中では男勝りで、自分の意見をはっきり言う役柄だが、実際の彼女はかなりクールなようで……。

直の人気はうなぎのぼり(番組SNSより)

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大河ドラマオリジナルのキャラクター

 白石演じる直は、代々織田家が治めており、豊臣兄弟が生まれたとされる中村(現・名古屋市中村区)出身という設定。彼女は大河ドラマオリジナルのキャラクターである。歴史学者の渡邊大門氏が解説する。

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「ドラマで大倉孝二さんが演じている、直の父の坂井喜左衛門は史実でも存在します。坂井は守山(現・名古屋市守山区)の武士で、織田信長の叔父・織田信次の家臣だったことが知られています。ただ、中村で影響力を持つ土豪だったかはわからず、坂井に娘がいたと示す史料もありません」

 物語では、秀長らと共に駆け落ち同然で故郷を出た直。後に秀吉の正妻となる寧々の侍女を務めることに。第2話放送時には「直ちゃん」がⅩのトレンド入りするなど、ドラマ序盤の重要キャラクターの1人だ。

永野芽郁の代役として白羽の矢

 白石は高校2年生の時、原宿でスカウトされたのがきっかけで芸能界に入る。

 注目を浴びたのは2019年、『ゼクシィ』の12代目CMガールに起用されたこと。ドラマ・映画出演を重ね、ネットフリックスのドラマ『幽☆遊☆白書』でも主人公の幼馴染・雪村螢子役を好演した。

昔は声優になるのが夢だったという

「収録現場で共演者と和気あいあいと過ごすタイプではなく、クールに撮影に備えている。お酒は飲めないわけではないけれど、そんなに強くないと言っていました」(ドラマ関係者)

 今作で初めての大河出演となったが、実は白石は出演予定ではなかった。直はもともと永野芽郁が務めるはずだったが、昨年4月の田中圭との不倫報道で降板。急転直下、代役として白石に白羽の矢が立ったのだ。

永野は大河には2度出演

「『カナカナ』など何度もNHKドラマに出演。演技力も高く評価され、彼女に決まりました」(NHK関係者)

 俳優として順風満帆の白石。実は民放ドラマへの出演が決まっているという。日テレ関係者が言う。

「日テレの7月期の日曜22時半からの枠で、共演はHey! Say! JUMPの山田涼介。原作は昨年の『このミステリーがすごい!』大賞を獲った『一次元の挿し木』(松下龍之介著)です」(日テレ広報は「編成の詳細についてはお答えしておりません」)

 そんな彼女が、人知れず努力していることがある。SNS対策だ。