アクスタだけでなく、チェキもNGな理由

楢原 あれだって商品じゃないですか。2000円ぐらいして。すごくもったいないなと思うんですよ。ファンの人たちにそんな無駄な消費をさせたくない。だったら配信で漫才見てほしいなって。お金は限りあるものなので。

出井 基本我慢はするんですけど、本当に、本当に嫌な時だけ言ってますけどね。裏を返せば本当に嫌なことが多いんだろうなと(笑)。

楢原 そんな我慢してる感じないけどね、あなた(笑)。

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――チェキNGに関しては……?

出井 僕がチェキNGですね。相方がアクスタNG。他の仕事は分からないけど、芸人がチェキを売ってお金を取るなよと。今はスマホで撮れるんだから、スマホで無料で撮ってあげたらいいじゃん。それだけのことなのになんでお金取るのかわからないって思っちゃう。

――雑誌のインタビューで、最後チェキを撮ってサインを入れて読者プレゼントみたいな流れ、よくありますよね。

出井 そういう時は全部相方一人でやってますね。

楢原 さっきの理論で言うと、読者プレゼントは無料なんだから撮れよと思うんですけど(笑)。

出井 雑誌の現場にはカメラマンさんがいるじゃないですか。あんなでっかくていいカメラ持ってるのにそれをわざわざ横に置いて、チェキのカメラ持ってきて、「これで撮ります」って言うんですよ。いや、いいカメラで撮れよ!って(笑)。

「でっかいテレビカメラで撮られるために芸能人になったのに」

楢原 それに近いことを誰か言ってたな。最近のロケの現場ではiPhoneで撮ることが増えてきて。「いや私はiPhoneで撮られたいんじゃなくて、でっかいテレビカメラで撮られるために芸能人になったのに」って。確かにあのでっかいカメラで撮られるのが、ああ芸人、芸能人やってるっていう感覚だよなぁって。

出井 それ言ったの、島崎和歌子さんだね。

 

――納得ができればいいってことですね、ご自身の中で。

楢原 相方が最近ようやくTikTokに納得してくれて助かりました。それまでずっと俺一人で踊らされてたからね!(笑)

出井 ただ、チェキに関してはどうやっても理屈が通らないのよ(笑)。

撮影=松本輝一/文藝春秋

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