人生を変えた「一目惚れをした女性」

三浦 2014年2月の受験のために、前年の9月からピアノを再開しました。本当は年末で仕事を辞めようと思っていたけれど、お金も貯めないといけないから、結局受験の2週間前までフルタイムで働いていました。

 12時間働いて、帰宅して眠くなるまで練習。睡眠時間は毎日2~3時間でした。自宅にピアノもなかったので、友人から借りたキーボードで、日本を発つ日まで練習していました。

 実はその頃、僕にはもう一つ欠かせない日課があったんです。

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――それは何ですか?

三浦 実は、ベルリンを去る1週間前に、一目惚れした女性がいたんです。企業のイベントのバックグラウンドでジャズを弾く仕事をしたときに、クローク係としてバイトに来ていた女性に一目惚れしたんです。彼女とは、日本に来てからも毎日のビデオ通話を欠かしませんでした。

 初めて出会ったその日から、僕は絶対に彼女と結婚するんだって決めていたんです。当時のルームメイトにそう宣言したら、「今日会ったばかりだろ」と笑われましたけど(笑)。

――その女性とは現在も?