台湾マフィアはどれくらいいるのか

――台湾では竹聯幇のほか、四海幇、天道盟などが「3大黒幇」と呼ばれています。竹聯幇の構成員はどのくらいいるんでしょうか?

コーラ兄貴(以下、コーラ) そうだなあ。人数規模はだいたい2万人くらいだ。近年は少子化で、黒幇になる人の数が減ってるんだけどね。あと、竹聯幇は人数が多いだけで、高齢者の比率が高いから、必ずしも「強い」わけじゃなかったりする。

 竹聯幇や四海幇は外省人系のデカい組織だ(注:天道盟は本省人系)。対して、街の狭い範囲をナワバリにする本省人の荒くれ者の組織もいっぱいある。そういうのは「角頭ジャオトウ」って言うんだ。いまでも元気な連中もいるよ。

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――そもそも、(バン)という組織はどうやってできたんでしょう?

コーラ 大昔(前近代)は法整備がちゃんとしてないから、他の村との問題は暴力で解決していた。械闘シェドウ(村同士の武力衝突)をやってたわけだ。そういう村の荒事(あらごと)のリーダーは「荘頭(ヂュアントウ)」と言って、多くの兄弟を抱えた。これが幇の起源(※)ってことになる。

※注:台湾3大黒幇の竹聯幇・四海幇・天道盟はいずれも戦後に成立。

――現代の台湾の黒幇は、なにをやって食ってるんですか?

コーラ 簡単に言うと 「(ホワン)(ドゥ)(ドゥ)」(エロ・バクチ・クスリ)。とりわけ麻薬はデカい収入源だといえる。バクチも現在は進化して、オンライン賭博が強い。エロ関連も、ライブチャットなんかに対する参入が進んでる。あと、近年の台湾は国産AVの撮影も盛んなんだけど、こっちへのスポンサーとしての関与もあるね。