「SNSのフェチ天使」の異名を持つタレント、起業家のくりえみ。現在AI関連企業を経営する彼女だが、もともとはグラビアアイドルとして活動していた。月収5万円だったアイドルは、どうやって複数の会社を経営する起業家へと転身したのか聞いた。(全3回の2回目/続きを読む)
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両親には「アナウンサーになる」と嘘をつき芸能オーディションに挑戦…
――くりえみさんのキャリアについてもお聞きします。タレントとしてスタートし、現在は起業家として活動されています。まずタレント時代の話をお聞きしたいのですが、そもそも芸能界には憧れがあったんですか。
くりえみさん(以下、くりえみ) 芸能界に興味を持ったきっかけは沢尻エリカさんです。「1リットルの涙」とかを当時見ていて「お芝居やってみたい」と思って。両親には芸能というと反対されそうだから「アナウンサーになる」と嘘ついて、芸能のオーディション受けまくって、最初の事務所に入りました。
――2012年は「日テレジェニック」、2014年は「ミスアクション」とグラビアでも活躍しました。
くりえみ 「日テレジェニック」になったことで日本テレビの番組を1年やらせてもらったりしました。ただ、当時は自分に人気が出ているのか、芸能界でどんな立ち位置なのかとかは見えていなくて。ただ事務所に言われていることが正しいと思ってやっていました。
ほしのあきさん、DAIGOさんと事務所の先輩がすごく良くしてくれて。その先輩たちもたくさん苦労をして、その地位に来ていると知ってるからこそ、事務所の方針に対して19歳ぐらいまでは特に疑わなかったです。
――19歳のときに何があったんですか。
くりえみ 19のときにアイドルグループで活動することになったんですが、そのときに突然生きづらさを覚えたんですよ。もともと集団がすごい苦手で、価値観が違うなと気づいちゃって。
それまで個人での活動の時には事務所の社長と直接やり取りもできたんですけど、アイドルグループになった途端、私の上にマネージャー、チーフマネージャーがいてとピラミッド構造の下になって屈辱的な気持ちを感じて。「誰かに従うことが私自身は無理なんだな」と思ったのがその頃でした。

