街で異彩を放つ改造車。そのド派手な見た目の裏には、オーナーたちの人知れぬ苦労がある。愛車に飽くなき情熱を注ぐ、彼らの意外な素顔に迫る!
今回は、30系のセルシオをカスタムする「るいせる」さんをご紹介。
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子育ても仕事も、趣味も全力
父が根っからの乗り物好きで、昔からバイクの旧車に乗って、仕事でもダンプの運転手をやっていたんですよ。私も自然と、16歳からバイクに乗りはじめて。車の免許をとって最初に買ったのは、マニュアルのヴィッツRSでしたね。
でも実は、17歳のときに子どもができていたので……。割とすぐに「子どもがいてマニュアルはちょっと厳しいかな」と、降りちゃったんですよね。そもそも当時は、運転を楽しむ余裕もなかったですし。
当時通っていた高校は、妊娠と同時期に単位も足りなくなってしまって。一度通信制を利用してみたのですが、やっぱり両立は難しくて、そのまま中退することになりました。
それで、上の子が生まれてから、半年ほどでシングルになって。生活のために、産後も割とすぐに働きはじめましたね。パチンコ屋のホールでコーヒーレディをやったり。
今は解体屋をやりながら、3人の子どもを育てています。小4と小1と、一番下が3歳。上の子を産んでから今まで、ずっとバタバタな毎日ですね。
最近は、長男がもう反抗期みたいになってきているし、反対に下の女の子2人はまだ甘えたい盛りなので、別の大変さがあって。でも幸い、両親がすごく協力的なので……。それがなかったら、今の生活は回っていないでしょうね。
車の面では、ヴィッツを降りてからというもの、しばらく子育てに向いた車に乗ってきたんです。N-BOXとか、ヴォクシーとか。でも、そろそろ上の子たちも大きくなってきたし、一度大きいセダンに乗っておきたいなって。1年ほど前に、このセルシオを買ったんですよ。
ただ買ったはいいものの、結局このセルシオには子どもたちを乗せていないんですよね。お菓子とかジュースとか、めっちゃこぼされちゃうんで(笑)。普段の足はタントで、セルシオの方は完全にイベント用って感じですね。
まだ3人を連れてのイベント参加は難しいですけど、上の子はもうバイクが好きなんですよ。生まれたときはまだ私がバイクを持っていたから、一緒に撮った写真も残っていて。同じ車種が通ると「あっ」って反応したり。ほんと、血は争えないなと思いますね。
記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。





