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ついに逮捕
警察は「川本以外に事件にかかわった者はいない」とみて、9年越しで川本を殺人容疑で逮捕した。
しかし、川本は「知らない。関係ない」と容疑を否認。捜査当局は状況証拠を積み上げ、川本が帰宅途中の怜子さんを強姦目的で襲い、現場の路上で暴行を加えた上、首を絞めて窒息死させたと断定。川本を殺人罪と強姦致死罪で起訴した。
川本は公判で「私は犯人ではありません。否認します」と言ったきり、押し黙った。弁護側は「被害者の靴下は管理がずさんで、被告人とは別の男性のDNA型も検出されている」として、無罪を主張した。法廷には医師や警察官など複数の証人が出廷した。
検察側は「1人にこうした偶然が重なることは常識的にありえず、犯人であることは明らか」として、無期懲役を求刑。