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怜子さんの長女は「あんなにひどいことをできるのは人間ではない」と糾弾し、怜子さんの長男は「私が殺すことができないのであれば、国が法律に従って責任を取らせて欲しい」と極刑を求めた。それでも川本は「申し述べることはない」と黙秘を貫いた。
懲役は…
結局、裁判所は「DNA鑑定は十分信用でき、疑う余地がない」と結論付けた上で、「暴行の程度が情け容赦なく、被害者の人格を無視している。単なる殺人や強姦とは異質な犯行と言っても過言ではない」と断罪し、求刑通り無期懲役を言い渡した。
未解決事件がDNA鑑定によって暴かれるケースは今後も増え続けるだろう。だが、川本には性犯罪の前科すらなかった。こんな男が犯行後9年間も一般社会に溶け込んでいたとは恐ろしい限りだ。
