「泣きながら後悔した」初めてのソロキャンプ
――そんなときに、キャンプに誘われたのですね。
mii キャンプをしている間は、上司の顔を忘れられたんです。根本の問題が解決したわけじゃないけど、当時の私にはそれがすごく嬉しかった。
それに、キャンプならコロナ禍でも関係なくできるなって。もともと一人で行動するのが好きなのもあって、ソロキャンプを始めようと思ったんです。
――ソロキャンプを始めるのとほぼ同時に、YouTubeも始めたそうですね。
mii はい。YouTubeは前から興味がありました。その当時、ソロキャンプ女子がすごく増えていたのもあって、これでいこうと思ったんです。
あと、キャンプ初心者だから初期費用が結構かかったんですよ。だから、YouTubeで少しでも収益化できれば、道具代にまわせるなと。会社員の給料だけで急な出費はなかなか厳しかったので。
――一体いくらかかったのでしょうか。
mii 30万円はかかったと思います。キャンプブームの真っ只中で、テントが品薄で高騰していたのも痛手でしたね。それに加えて、私はペーパードライバーだったから、電車とバスと歩きだけで行く「徒歩キャンプ」スタイルを選んだんです。だから、通常よりも費用がかかっているかもしれません。徒歩で運ぶには、コンパクトで軽い道具が必要になるのですが、軽量のものほど値段が高いんですよ。
――初めてのソロキャンプはどうでしたか。
mii とにかく疲れました。まず、荷物を全部背負って行ったんですよ。キャンプ道具だけじゃなく、撮影のためにカメラやバッテリーも詰め込んだから、30kg近くあったと思います。
その状態で、傾斜のきつい坂道を歩かなきゃいけなくて……。キャンプ場に到着してからも、当たり前ですけど一人だから、どんなにヘトヘトでも全部自分で準備しなきゃいけない。なのに、雨風や虫が追い打ちをかけてきて。「私、なんでこんな辛いことしてるんだろう」って泣きながら後悔しました(笑)。
ゴールドジムに通って鍛えていたから、体力には自信があったんです。それでも想像以上にしんどかったですね。
