長友佑都選手のメンバー入りの可能性は

――長友佑都選手のメンバー入りの可能性はどうですか。

 長友は、これまでチームがうまくいかなくなったり、チームの方向性がブレたりした時に存在感を発揮し、精神的な支柱としてチームを支えてきました。

 でも、スコットランド戦とイングランド戦を見ていると、選手が成長して、チームの完成度も増し、かなり大人のチームになったと思います。

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 また、長友を1人のプレイヤーとして考えると正直、このメンバー内に入る余地がない。このチームに長友は必要がなく、今いる選手たちで十分、W杯を戦っていけると思います。

――今回、遠藤航選手が不在のボランチも熾烈な争いになりそうですね。

 佐野(海舟)は、イングランド戦のプレーが非常に良かったですし、鎌田(大地)との相性もいい。W杯本番はたぶんこのセットがファーストチョイスになるでしょう。田中碧も攻撃的に行く際のオプションとしてメンバー入りが固い。

 遠藤は、今は故障していますが、チームへの貢献度、豊富な経験、森保さんのプライオリティを考えるとメンバー入りするでしょう。ボランチは、鎌田がシャドーの枠に入るので、もう1枠あります。そこを守田英正と藤田譲瑠チマが争うのかなと思いますが、個人的には安定感のある守田がいいかなと思います。

守田英正選手 ©時事通信社

――シャドーでは久保建英選手と南野拓実選手が怪我で招集されず、この2試合で誰がチャンスを掴むのか注目でした。

 スコットランド戦でシャドーに入った鈴木唯人は、非常に良かったと思います。1トップになかなかボールが入らないところで、下がって中盤の間に入ってボールを受けていたし、狭い局面でも自分で運んでいける。高い技術がある選手とは、基本的に誰と組んでもうまくプレーできます。

 彼に加え、シャドーとウイングバックのメンバーは鎌田、伊東、久保、堂安、三笘、中村、前田大然の8名でしょう。南野(拓実)の復帰を待ちたいですが、その後のサッカー人生を考えると無理はしてほしくないと思います。