FWは誰がメンバー入りを果たすか

――FWは、エースの上田綺世選手を軸に誰がメンバー入りを果たすでしょうか。スコットランド戦では後藤選手が1トップで初スタメンを果たしました。

 後藤は、どのくらいボールを収められるのかなと思っていましたが、うまく体を使いながらポストプレーができていました。テクニカルな選手で、高さもあるし、ゲームを作ることもできる。ボールが欲しいせいか、下がってくるシーンが多かったですが、潜在的な能力が高い。

 これからの選手という感じですが、小川(航基)や町野(修斗)とタイプが違うし、W杯メンバー入りも有りかなと思います。

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――残り1枠を小川と町野で競う感じでしょうか。

 塩貝(健人)をもう少し見たかったですね。これまでの序列としては小川が2番手、町野が3番手だったけど、2人ともイングランド戦では出場時間が短いこともあって、特に違いを見せることができなかった。

 上田のようなプレーを求め、2列目を活かすスタイルで行くなら後藤がいいですね。あとは、メンバー発表の日まで、どれだけ状態を上げられるか。上田以外、絶対的な選手がいないFWは、森保さんにとって一番の悩みどころでしょう。

森保一監督 ©JMPA

――欧州プレーオフは、スウェーデンがポーランドに勝ち、日本と第3戦目で戦うことになりました。

 日本にとっては、かなりイヤな相手です。スウェーデンのFWは高さがあるので、ロングボールを入れて、パワープレーで押し切るでしょう。プレスがハマらずに頭の上をボールが飛んでいく試合はコントロールするのが難しいので、タフな戦いになりそうです。

 ただ、この2試合の勝利で選手はより自信を深めたと思います。4年前はドイツやスペインはやっぱ強いよなぁという感じでしたが、今はオランダとやってみないと勝敗が分からないというレベルにまで上がって来ました。チームへの期待値は、過去最高レベルだと思います。

取材・文=佐藤俊

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