裏ルートでのマンジャロ流通…重大な健康被害の可能性も
本来、処方された薬の個人間の譲渡は違法であり、すでにある程度痩せている人がマンジャロを打つと、深刻な健康被害を引き起こすことがある。また、下痢や吐き気など副作用が伴うこともある。
「女性の『痩せたい』というのは、一般的に見ると必要がないレベルであることが多いです。特に、夜職をやっている女性は、『痩せている=きれいで人気が出る』というようなイメージを持っていて、極端な痩せ形の子もいる。そうなると、マンジャロは必要ないし、通常であればクリニックで処方されることもないわけですが、それでも打ちたいというケースもあります。そういった人が、正規のルートではない裏のルートでマンジャロを手に入れられてしまうことは、非常に大きな問題だと考えています。マンジャロの管理の問題も含めて、実態の把握さえまだ十分になされていないので、今後重大な健康被害などが起きる可能性も心配されています」(東京都内の医師)
厚生労働省は、本来の目的以外での使用について安全性が確認されていないとして、適正な使用を呼びかけているが、ほとんど野放しになっているのが実態だ。
スカウトからもらったマンジャロを打っているという女性の一人はこう話していた。
「吐き気とかすごいよ、お酒も飲めなくなるくらい。多分体に合わないのか、打ってから体調がどんどん悪くなったの。でも、痩せるのは痩せるんですよ、めっちゃね。だから、我慢して続けてるよ。お客さんとかにデブって言われるのが一番きついから」
スカウトを介した、マンジャロの不正な流通ともいえる事態が起きていることは、まだそれほど表面化していない。ただ、深刻な健康被害がいつ起きてもおかしくない状況になっていることは確かだ。
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