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碓氷峠を象徴する構造物
レンガ積み、高さ約30mの4連アーチ橋。正式には碓氷第三橋梁、通称“めがね橋”で知られるあの橋だ。碓氷峠を象徴する構造物で、しばしば写真で紹介されているあの橋だ。
めがね橋の上の欄干は、胸の高さほど。そもそもが鉄道のための橋なのだから、人が歩くことなんて想定されているわけがない。
恐る恐る下を覗き見れば、そこには国道18号の旧線がヘアピンカーブ。峠攻め愛好者にはたまらない道に違いない。が、いつまでも下を見下ろしていたら吸い込まれてしまいそう。
なので逆に山の上の方を見上げてみると、何やら鉄道の高架のようなものが見える。信越本線の“新線”、つまり1997年まで電車が走っていた線路だ。旧線から手の届きそうな近さの山の中を、同じようにトンネルを繰り返しながら通り抜けていた。
いまでは新線の廃線跡に自由に入ることはできないが、定期的に行われている安中市のイベントに参加すると廃線跡ウォークを楽しめるのだとか。
新線は遊歩道ではなくレールが敷かれたありのままの姿。碓氷峠の険しさを、よりつぶさに感じることができるに違いない。
めがね橋を渡り終えたら、すぐにまたトンネルの中へ。3つほどトンネルを抜けると、右手の下の方に碓氷湖が見える。
さらに先に進み、熊ノ平から見て最後のトンネルのその手前。そこには真上を通る国道18号旧道にあがる小径があった。「中山道」という小さな看板も立っている。




