梅田で初ライブをした時には、チケットが即完売した
――SNSの活動と並行して、音楽活動もされていますよね。ライブも開催していますし。
もりひ 2月にチケットを発売したんですが、うれしいことに、もう椅子席は発売を始めて1分でなくなっちゃって。
音楽は趣味の延長線上みたいな感じなんですよ。ずっとギターを習っていたとかじゃなくて、趣味でアコースティックギターをチャカチャカ弾いていて。
SNSを始めてから、「実はちょっと歌えるんですよね」っていう感じで披露するようになって、そうしたら皆さんに褒めていただいて。「じゃあライブもやってみようか」と。
去年の12月に梅田で初ライブをやったんですけど、そのときも本当に一瞬でチケットが完売して。100席ちょっとでしたけど、うれしいことに満席でやらせていただいて。
――SNSはいつ頃から。
もりひ 去年の5月から始めて、ちょうど9カ月ぐらいですかね。最初はYouTubeでした。正直、身内に向けた動画配信みたいなノリで、「元気にやってるよ」って姿を出してたんですけど、ショート動画を1本出したらバズって。そこから、こんなにも大勢の方に見られるようになるとは思ってなくて。
――チャンネル登録者数も相当な数ですよね。
もりひ YouTubeは12万人で、TikTokが27万人とかになって。びっくりしました。YouTubeから銀の盾もいただいて。10万人になるまで、あっという間でした。本当に早かったです。
小2で“世界的に発症が少ない病気”を発症
――もりひさんが抱えている病気について教えてもらえますか。
もりひ 明細胞性歯原性悪性腫瘍という、すごく長い名前なんですけど。世界的に見ても稀な病気らしくて、これといった治療法がない状態なんです。
それをズルズル引きずって今に至るんですよ。小学校2年生で発症して、手当たり次第に治療はやってきたんですけど、気づいたらこんな感じになっちゃって。
昔は元気にやっていたんですけど、こんなふうにひと目でわかるようになったのは最近で。だから、周りの子たちはみんなビックリしてますね。
――顔に発症する例が多い病気なのですか。
もりひ そうなんです。女性にやや多いらしくて、本来は下顎のほうにできる腫瘍らしいんですけど、僕はなぜか上顎にできて。男性なうえに、上顎にできるなんて。ただでさえ珍しいのに、「なんでやろ」みたいな。
――発症の確率は数万人に1人といった感じ?
もりひ よく「何万人に1人」ってありますけど、この明細胞性歯原性悪性腫瘍にはそういった統計がそもそもないんですよ。もう何万人に1人って次元じゃないと思います。世界的に見ても本気で発症が少ないので、数を把握できないぐらいなんだと思います。
発症数が少なすぎて、難病指定にもならなくて。指定になってたら、もうちょっと理解が深まると思うんですけど。

