外出中でも「あえて義足をむき出し」にするワケ

――切断手術をした後、外に出たくなくなる人もいると聞きます。久多良木さんはいかがでしたか。

久多良木 逆ですね。僕を見てくれって感じです(笑)。

 義足に発泡スチロールのカバーを付けて長ズボンを履けば、見た目には義足ってわからないんですよ。でも、僕は年中半ズボンだし、カバーを付けてないので義足が剥き出しです。だけど、この方がいいんですよ。

ADVERTISEMENT

 

 あえて剥き出しにしているのは、人混みで子どもたちが走ってきてぶつかる可能性もあるからです。義足を見せておけば「危ないから離れてね」と言っているようなものなので。

 あと、入院中から「退院したら陸上をやる」と決めていたのも大きかったと思います。まだコロナ禍でしたけど、「早く外に出て走りたい!」と前向きに考えていましたね。

撮影=平松市聖/文藝春秋

2025年読まれた記事「インタビュー部門」結果一覧

1位:「夜はほぼ毎日ワンオペ」「美容は諦めてる、太ってても許して(笑)」2児の母になった“カリスマモデル”田中美保(42)が明かす、意外すぎる結婚生活
https://bunshun.jp/articles/-/88350

2位:自傷患者を“かまってちゃん”だと思っていた男性医師(50)が、世界で唯一の“リストカット傷あと特化クリニック”を開くまで「何人も診察していたら違和感が…」
https://bunshun.jp/articles/-/88349

3位:「あえて“むき出し”にしています」両手両脚を切断→体重35キロ減で“骨と皮だけのようだった”時期も…49歳の義足ランナーが語る“見られること”への素直な本音
https://bunshun.jp/articles/-/88348

4位:「目が覚めると両手両足が縛られて…」中3の授業中に激痛→左顔面に麻痺が残ったSHIBUKI(27)さんが明かす、絶望を感じた入院生活
https://bunshun.jp/articles/-/88347

5位:《25歳年の差婚》「あくまで『生徒さんの娘』という感覚でした」母親公認の交際で…50歳の夫が明かす年下妻との“2泊3日の初デート”
https://bunshun.jp/articles/-/88346

次のページ 写真ページはこちら