いま、中年世代で「既婚者限定の合コン」がブームだという。元ミスコンクイーンで長く専業主婦だった女性のLさんは、そんな既婚者限定合コンの常連の1人だ。

 もともと芸能の道に進みたかったものの、親が厳しく断念。高卒で結婚し、現在は子供もいる。そんな彼女は、合コンに通い始めた理由について「心に隙間ができていた」と話す。

 他にはどんな人たちが合コンに参加しているのか? 原田曜平氏による新著『中年中心社会 団塊ジュニアとポスト団塊ジュニア』から、実際の合コンに潜入してヒアリングした内容を一部抜粋してお届けする。

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既婚者限定の合コンに潜入して見えた、参加者たちの本音とは? 画像はイメージ ©milatas/イメージマート

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男性は1万円超、女性は集まりが悪く「無料」

某既婚者合コン 開催概要

 ■日時:2024年某日夜
 ■参加人数:男性12人、女性8人
 ■会費:男性30~40代…1万1000円、50代…1万1500円/女性1500円
 (人が集まらなかったからか、開催直前に女性は「無料」に変更)

 Lさんの指南を頼りに、とある既婚者合コンをこの本の編集者さん、構成さんと潜入取材してきました。場所は都心某駅徒歩数分の距離にある商業ビルの1フロア。フロア全体が貸切スペースになっていました。70~80人規模の結婚式2次会が行えそうな広さで、バーカウンター(簡単な飲み物程度は用意できる)つき。そこに会場スタッフ2人(いずれも女性)と参加者20人なので、かなりゆったりとした空間です。

 席配置は図のとおり。テーブルが4つあり、それぞれに女性が2人ずつ着席。女性のほうは動かず、男性が3人ずつ1チームで、30分ごとにマイクで促され、時計回りで次のテーブルに移動。男女で合意が取れれば、LINEなどの連絡先を交換します。

書籍より

 フリードリンク制で、アルコールを含む簡単な飲み物を、各自が好きなタイミングでバーカウンターに取りにいきます。厨房はないのでフードはケータリングの軽食のみ。正直、フードはかなりしょぼいクオリティでした。