想定していたよりも育児は厳しかった
愛迷 やはり不安を感じる場面は多いです。もともと疲れやすい体質であるうえに体力がなく、3時間おきのミルク&夜泣き――抱っこして寝てくれても、置こうとすると“背中スイッチ”が作動してまた泣いてしまうなど、体力的には本当にきついです。
また、赤ちゃんがきちんと呼吸してるか心配で、何度も目が覚めてしまい結局寝れない日もあります。睡眠時間をたくさん必要とする私には、連日ずっと睡眠不足なのも堪えます。旦那の協力が得られるときでさえ4~5時間ほどしか寝られず、基本的に1~2時間睡眠で回しているので疲弊していくのを感じますね。正直、想定していたよりも育児は厳しかったです。
――具体的にどのような部分で不安を大きく感じますか。
愛迷 妊娠30週のとき、緊急入院を経験したんです。それは細菌性肺炎でしたが、今回の出産が引き金となって、持病の心不全が悪化してしまったんです。左胸にある僧帽弁と大動脈弁からの逆流が以前に増してひどくなってしまい、産後はなかなか退院できずにいました。
特に体力の低下が著しく、たとえば病院内を移動するだけでも息切れが激しくて動けなくなることもあって「子どもを抱っこして移動できるのだろうか」と不安で仕方なかったです。
また、放射線を当てている影響で左腕が上がらず、赤ちゃんを抱っこすることが生後1カ月にしてすでに限界になってしまいました。もちろん周囲のサポートはあるとはいえ、この先何かあったときに自分が子どもを守れるのかどうかはいまもとても心配です。
――寛解したとはいえ、この先に何があるかわからない恐怖と現在もなお闘っておられることと思います。そうしたなかで、どのようなマインドで「子どもを育てよう」とポジティブなほうへ舵を切ったのか教えてください。



