立ち食いそば屋でラーメンを販売している店が東京近郊にも何店かある。もちろんラーメン専門店の味という方向ではなく、大衆系とでもいえばいいのだろうか。シンプルなスープに小さめのチャーシュー、メンマ、ネギなどがのる昭和スタイルの味である。しかし、これが結構おいしかったりするのだ。

 そもそも、なぜ立ち食いそば屋にラーメンがあるのか。これは経営サイドからすれば、少しでもお客さんを取り込みたいという願望の現れということができる。

「ゆで太郎」にも中華麺のメニューがある

 昭和の街中にあった大衆そば屋には、常にラーメンのメニューが存在していた。学生食堂にはそば・うどんとラーメンのコーナーがあった。基本的にはこれらと同じ理由だと思う。ただ、立ち食いそば屋の場合、スペース確保などの難しさから、簡単に調理できる範囲で対応するのが精一杯だと思われる。

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立ち食いそば屋のラーメンに合うトッピングは何か?

 ところで自分もたまに立ち食いそば屋でラーメンを食べることがあるのだが、そんな時よく考えることがある。ラーメンに天ぷらって合うのだろうか、他のトッピングは合うのだろうか(「玉子」「わかめ」が合うのは確認済)という疑問である。

 そこで今回のテーマは「立ち食いそば屋のラーメンに合うトッピングは何か?」。

 ラーメンを販売している立ち食いそば屋を紹介しつつ、トッピングの相性をゆる~く考察することにした。調査対象は1.かき揚げ天、2.ちくわ天、3. 紅生姜天、4. ごぼう天、5. 春菊天、6. コロッケ、7. とろろ・めかぶ。それでは調査結果をご覧ください。

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立ち食いそば店の定番「かき揚げ天」をラーメンに

1.かき揚げ天/「天玉ラーメン」:「東武らーめん」春日部駅

 東武アーバンパークライン春日部駅の7・8番線にある「東武らーめん」。

いつも賑わいをみせる「東武らーめん」

 ラーメン専門の立ち食い店で「天ぷらラーメン」「天玉ラーメン」「コロッケラーメン」を食べることができる数少ない立ち食いラーメン店である(立ち食いそば屋ではないが天ぷらをチョイスできるので調査実施)。天ぷらは玉ねぎや人参をつかった「かき揚げ天」一択。

「天玉ラーメン」は「かき揚げ天」の他に、ゆで玉子、チャーシュー、メンマ、ワカメ、ネギ、ナルトがのる。醤油スープは鶏ガラや昆布、野菜などで出汁をとったもので飲みやすい。麺はやや細めだがコシはしっかりで量も多い。

かき揚げ天がのった豪華な天玉ラーメン(850円)

 この「かき揚げ天」はかなり大きい。醤油スープにほぐして食べていくと、またそばつゆで食べるよりスープの油分がのってうまみが増す。「醤油ラーメン」のトッピングとしては十分に相性がいいと思われる。