「生きている可能性があったので、確認しただけです」

「自分は統合失調症で、多重人格」

 さらに矢吹は自分が統合失調症であり、多重人格であると主張。検察は裁判所に矢吹の鑑定留置を申請した。その結果、精神科医らによって矢吹の主張は詐病であることが見破られた。

 それでも矢吹は、公判で「幻聴に駆られて犯行に及んだ」という主張を繰り返した。

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「知らない男の声が聞こえてきて、『彼女を殺さないと悪魔がうつる。押し倒さないと危ない、危ない。首だよ、首。コードを使えば……』と言われた。その男の『証拠を持って逃げろ!』という声に導かれ、触った可能性のあるものを持ち去った。乳首を舐めたのは生存確認のためで、わいせつ目的ではない」