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肉体関係を否定、血液検査も拒否
警察がベルメルシュ神父から任意で事情を聞くと、神父はその日、武川さんとホテルに行ったことを認めたものの「外は寒いから暖房のある部屋で話をしたかっただけ」と、肉体関係については否定する。
また、神父は血液検査も拒否。それでも密かに採取された唾液から遺体の残留精液と同一型であることが判明したが、当時の科学捜査で個人の特定までには至らなかった。
しかも、神父には事件前後のアリバイがあった。武川さん失踪の8日午後は調布のサレジオ神学校で催された祝賀会に同僚らと出席し、19時ごろにドン・ボスコ修道院に戻って夕食。
20時過ぎに、翌日人に渡すためのバイブルケースを取りに同僚神父2人と四谷のドン・ボスコ出版に出かけ、21時過ぎに修道院へ帰着、雑談などをして22時過ぎには就寝していた。翌9日も同院の式典で朝6時半ごろから調布に1日中滞在し、ミサへの参加や儀式の司会役などに追われ、21時半ごろに修道院へ。