見た者を驚愕させる真っ赤なスープ、むせ返るようなカプサイシンの刺激臭、そして辛さの奥に潜む濃厚な旨味――。蒙古タンメンや北極ラーメンなど、食べる者の「胃袋」と「脳」を焼き尽くす「蒙古タンメン中本」。
そんな中本に人生を捧げた男がいる。それが、づけとごさん(56)だ。
彼は30年近く前から全国の中本を巡り続け、限定メニューやイベントも徹底的に追いかけてきた歴史の証人。「中本の道」というホームページを運営し、中本に関する情報を日々発信している。最近はテレビ出演やメディア取材も増え、ファンの間では「レジェンド」とも呼ばれる存在になっている。
なぜ、そこまで蒙古タンメン中本に魅せられたのか? 15年以上にわたり、ほぼ毎日中本を食べ続けているづけとごさんに、その深すぎる愛を聞いた。(全3回の1回目/2回目に続く)
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「週10回くらい食べることもありますね」
――「中本の道」では毎日のように、中本の各店舗の開店時間などを紹介されているづけとごさんですが、普段はどのくらいのペースでお店に行かれているのでしょうか?
づけとご 週6~7回は食べます。
――えっ、毎日食べているということですか?
づけとご 週10回くらい食べることもありますね。
「板橋に辛いラーメンがあるから食べに行こう」19歳で「中本」と出会った“きっかけ”
――そもそも、蒙古タンメン中本と出会ったきっかけは?
づけとご 生まれも育ちもずっと東京・世田谷区で、昔からラーメンが好きでした。そして高校生のときにバイクの免許を取ってスクーターを買ったことで行動範囲が広がり、都内の有名店をたくさん回るようになったんです。
――都内にはラーメン二郎が各地にあるだけではなく、“環七ラーメン街道”など激戦区も多いです。
づけとご そんなときに友達から「板橋に辛いラーメンがあるから食べに行こう」と誘われて、19歳のときに初代・中本正さんの「中国料理中本」と出会いました。

