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「子役は道を誤りやすい」と言うけれど⋯
宇野 昔から「子役は道を誤りやすい」と言われてきました。そうならなかったのは、「こう生きたら、道を外れてしまうのか」という実例を子供の頃から間近で見てきたからかもしれません。顔見知りの方が、ある日突然逮捕されてしまったこともありました。
でも1番大きいのは、「『渡鬼』に出ている子」として見られる責任感だったかもしれません。もし私が何かやってしまったら、『渡鬼』が放送できなくなってしまう。あれだけの長編シリーズなのに、不祥事がないのは本当にすごいことだと思います。これからも、早死にと、警察に捕まることだけはしたくないですね(笑)。
――子役の経験は、宇野さんの人生にどんな影響を与えたのでしょうか。
宇野 「元天才子役」という肩書きを使っていますが、「自分は天才じゃない」と重々わかっているんです。たまたま運とタイミングが重なり、そう呼ばれるようになりました。それでも、高畑監督、橋田先生、石井先生が私を選んでくださった事実は消えないので、「それに恥じない人間でいたい」という意識はあるかもしれません。
ただ、最近は自分の心身と向き合ってきたことで「できないことはできないなりに、できることは私なりにやろう」と思えるようになった気がします。あまり肩肘張らずに、生きていきたいです。
――今後の展望はありますか?
