「同じ人物とは思えない――」

 元看護師で、現在はグラビアアイドルとして活動する三上もえさんがSNSに投稿した衝撃のビフォーアフター写真が、SNSで大きな反響を呼んでいる。

 白いビキニ姿で笑顔を見せた“可愛い系グラドル”から一転、現在の彼女は美しく割れた腹筋を武器に、ボディメイク大会のステージに立っている。

ADVERTISEMENT

 だが、その劇的な変化の裏には、「可愛くならなければ価値がない」と、自分を追い込み続けた過去があった。三上さんはなぜ、ここまで激変を遂げたのか――。グラビアアイドルになった経緯やボディメイクに目覚めたきっかけ、過酷な減量生活まで詳しく聞いた。(全3回の2回目/最初から読む

三上もえさん ©︎鈴木七絵/文藝春秋

◆◆◆

「たぶん誰かに認められたかったんやと思います」

――看護師からグラビアアイドルへ転身されたきっかけについて教えてください。

三上もえさん(以下、三上) 20代後半になった時に、“毎日同じことの繰り返しで、このままでいいんかな”って思ったんです。そんな時、サロンモデルをしていた友達からカメラマンさんを紹介してもらい、写真を撮ってもらったことがきっかけで、被写体ってこんなに楽しいんだなって思って。

 もともとSNSをやるタイプではなかったんですが、インスタのアカウントを作って私服や自撮りを載せたところ、“かわいい”って言ってもらえて。ただの自己満足だったけど、たぶん誰かに認められたかったんやと思います。

――そこで初めて、誰かに認められたような気がしたんですね。

三上 はい。そんな中で撮影会モデルに応募した時、「水着や下着の撮影もあるんだ」って知ったんです。下着姿って嫌がる子は多いと思うけど、私は全然抵抗がなくて、むしろやってみたいって思ったんですよね。

 そこから「もっと露出していきたい、思い切ってグラビアをやろう!」って気持ちが強くなって、大阪から上京することを決意しました。

©︎鈴木七絵/文藝春秋

なりたい身体と、求められる身体が違うことに、ずっと悩んでいた

――看護師から芸能界という全く別の世界へ飛び込まれましたが、グラビアアイドルのお仕事の中で、悩まれることもおありでしたか。

三上 めちゃくちゃありました。毎日コツコツ更新していたら、インスタのフォロワーも1年くらいで1万人くらいまで増えていって。でも、その一方で、SNSで細い子を見ると羨ましくて痩せたくなって。

 だけど、撮影会に来てくれたファンの方からは「お願いだから痩せないで、そのままのもえちゃんでいてね」って言われるし。自分がなりたい身体と、ファンから求められる身体が違うことを、ずっとずっと悩んでいました。