「ゲソ紅生姜かき揚げそば・冷やし」が登場、その味は…
しばし待って登場したどんぶりをみてテンションが上がる。しのぎ模様のような陶器のうつわに鮮やかな薄紅色のかき揚げ、わかめ、ねぎがのり、わさびが添えられている。
まずつゆをひとくち。出汁本来の味がじわっと沁みわたる奥深いつゆである。本鰹節の厚削り、鯖節、宗田節、日高昆布で毎朝出汁をとる。そして返しを併せてかけつゆと冷やしのつゆを作っている。なお、ねぎに何やら節粉がかけられていたのだが、この時は気が付かなかった。その話は後ほどのお楽しみに。
細身のそばはコシもあってこちらも上品だ。ゲソ紅生姜かき揚げをほぐしてゲソを食べてみると、ゲソの身がフワッと揚がっておりイカの身を食べているような雰囲気だ。こんなに柔らかいゲソ天を食べたのは久しぶりだ。そして紅生姜とのコラボは最高の組み合わせだと思う。このそばはすごくうまい。つゆを含めすべての余韻がたまらない。
翌日は「ゲソ天そば・冷やし」を注文
翌日も午前10時過ぎに訪問して「ゲソ天そば・冷やし」を注文した。しばし待って登場した姿がまた芸術的だ。少しバラ天のようなゲソ天、岩のり、そしてねぎがのる。
実はここでねぎに節粉がかけられていることを発見した。ゲソ紅生姜かき揚げよりゲソが多く柔らかい。つゆの風味がたまらない。
「DASHISOBAを食べてみてください」と平良店主
帰り際、平良店主が出てきてくれたので「味の変化」と節粉の有無について聞いてみた。すると「それもありますが、ゲソ紅生姜かき揚げそばやゲソ天そばのつゆにも工夫を加えました。DASHISOBAを食べてみてください。よくわかりますので」とのこと。
なんか謎解き問答が続いているような雰囲気になってきた。さらに2日後に訪問して、「DASHISOBA+生もずく」と「蘭王TKG」を注文した。チケットを渡すと平良店主の目がキラッと光った。
またしばし待って「DASHISOBA+生もずく」と「蘭王TKG」が登場した。「DASHISOBA+生もずく」のどんぶりをみるとなんとも美しい琥珀色のつゆが揺れている。
ねぎにも節粉がかかっている。まずこの琥珀色のつゆをひとくち。あれっ、これはすごいぞ。出汁があきらかにリッチだ。ケミカルな味などは皆無。とにかく程よい出汁が香ってくる。生もずくを入れたこともあって、それに海の香りがさらに広がる。この生もずくというアイデアは秀逸だ。とにかくこのつゆがすごい出汁の香りだ。出汁の余韻にひたるわけである。
「蘭王TKG」は大分県のブランド卵「蘭王卵」を使用した卵かけごはん。たぬき、岩のり、青ねぎがのり、こちらも豪華なタイプである。
最後に出汁をかけて食べたのだがこれもまた最高だった。





