ラッシングと組みだしてから明らかに内容が悪化
不穏なシーンはさらに続いた。その後の1死2、3塁の場面では、大谷が投じた低めギリギリのスイーパーがボールと判定された。大谷はストライク、ボールをシステムで判定し直すABSチャレンジを求めたがラッシングは「低い」と首を振ってそれを拒否した。だが、大谷はその判断に従わず、右手で自分の頭をバンバンと叩き、迷うことなく審判にチャレンジを要求。結果、判定はストライクに覆った。
「実際、大谷はラッシングと組みだした25日までの直近3登板で、それまでの防御率0点台の無双状態から、6回3分の2で4失点、6回4失点、そして今回の6回3失点と明らかに内容が悪化しています。防御率は目下、1点台半ばまで悪化。球数が多くなり6回までで交代せざるを得ない。大谷が目標の一つにするサイ・ヤング賞には規定投球回の到達が必要だが、これもラッシングとうまくかみ合わず、まだ到達していない」(同前)
大谷は試合後、「まずコミュニケーションをしっかり取りながら、やらないといけないのかなと。前回もそうでしたけど」とラッシングとの「夫婦仲」がしっくりきていないことを明かした。ただ、ラッシングは以前から相手選手への侮辱的な発言や態度が問題視されている問題児でもある。
大谷は28日、球団の投稿を引用する形で本塁打を放って同僚から祝福されるラッシングの背中を自身のインスタグラムのストーリー機能に投稿。不仲解消をアピールしたが、今後も新女房役との「夫婦喧嘩」が起きる可能性は大。サイ・ヤングへの道は意外なところから渋滞し始めている。


