やってきました南仏へ。今年のカンヌは日本人監督作が3本もコンペ入りするなど話題が満載。映画を観て取材をしてイベントに出席……ちょっと遅くなっちゃったけど、マダムアヤコこと映画評論家・石津文子の怒涛のカンヌ日記、13日間を大公開!(全3回の1回目/2回目を読む)
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地中海を望む南仏で去る5月12日(現地時間)から開催された第79回カンヌ国際映画祭。今年は最高賞パルムドールを競うコンペティション部門に、日本から深田晃司の『ナギダイアリー』、濱口竜介の『急に具合が悪くなる』、是枝裕和の『箱の中の羊』の3作品がノミネートされた。さらに他部門と合わせると10本の日本人監督の作品が上映され、海外作品にも日本人俳優が出ていて(韓国映画『DORA』に主演の安藤サクラをはじめ数人)、なんだか南仏にいるとは思えないムードだ。コートダジュール(紺碧海岸)のキラキラした夏の光も今年は薄く、肌寒い日が続き、筆者は風邪をひいて半日寝込んでしまった。例年暑さで体力を奪われることはあるのだが、まさか寒さにやられるとは。もっと厚手の服を持ってくればよかった——。
