「えっ、初犯でしょ」まさか少年院に行くなんて全く思っていなかった

――その後は粛々と取り調べを。

しおり 留置場には満期の23日間入っていたので、メッチャ長く感じましたね。捕まった仲間の人数が多くて、みんなと口裏を合わせるとかもしなかったので、話がそれぞれ違ったっぽくて捜査に1カ月ぐらいかかって。

 取り調べでは結構暴れてましたね。「こいつを担当に付けるな」とか「口悪いから外せ」って言って。でも、裁判で少年院っていう言葉が出た瞬間は「えっ?」ってなりました。「えっ、初犯でしょ」って。それまで補導はあったけど、逮捕されたのは初めてだったので、まさか少年院に行くなんて全く思っていなかったんです。

ADVERTISEMENT

 

 裁判長に「1年◯カ月」って言われた瞬間は本当に頭が真っ白でしたね。さすがに人生終わったなって。

――送致されたのが、大阪の交野女子学院でしたよね。

しおり 大阪に向かう時は開き直ってましたね。「どんなところなんだろう」って逆にワクワクしていたというか。普通に車の中で先生と楽しくしゃべってた記憶がありますもん。「他にどんな悪いヤンキーがいるんだろう」って期待がありましたね。

メンチ切られてそのまま大喧嘩→独房入り

――いざ少年院に入ってみていかがでしたか。

しおり 最初は単独行動なんです。すぐに集団の部屋に入れてもらえないので、2週間ぐらいは1人でいたんですけど、その時は結構イヤでしたね。寝る時にたまに外からバイクの音とかが聞こえてくると、仲間に会いたくなって泣いてました。

――集団生活が始まってからは揉め事もなかったですか。

しおり 速攻ケンカでした。ある1人にメンチ切られてそのまま大喧嘩。で、またすぐ独房に入れられて。そのケンカが原因で、もともと決まっていた収容期間が1カ月か2カ月延びたんですよね。

 しかも正座させられて反省文とかメッチャ書かされるんですよ。それがイヤでイヤで、かなり懲りたのでケンカはその1回で一応収まりました。