世界でも前例のない障害を持つ息子・未来くん(YouTube上では「おもちくん」)の日常をYouTube「星のミライChannel」で発信する星野しほさん、孝輔さん夫妻。未来くんの異変に初めて気付いたのは妊娠22週目で、その後は「目が離れているかもしれない」「耳がないかもしれない」といった診断が医師からなされていった。
お腹の子に何らかの障害があるとわかって以降、夫婦はどのように出産の日へと向かっていったのか。今でも覚えているという出産当日の医師の言葉など、話を聞いた。
赤ちゃんが羊水を飲めず「いつ破水してもおかしくない状態」に
――妊娠22週目に赤ちゃんの異変がわかったということですが、しほさん自身の体調はいかがでしたか。
星野しほさん(以下、しほ) 自分自身の変化でいうと、羊水がどんどん増えていったことでお腹がとにかく大きくなって、すごくしんどかったですね。
――羊水が増えたんですか。
しほ 後にわかるんですけど、みーくん(未来くん)には嚥下障害があったので、お腹の中でも羊水が飲めなかったんですね。通常の胎児は、飲んだ羊水をおしっことして出して循環させるそうなんです。でもみーくんはごっくんする力が弱かったために、胎盤から出てくる羊水がどんどん子宮内に貯まってしまい、羊水過多症になってしまったんです。
――見た目にもかなりお腹が出ているような状態でしたか。
星野孝輔さん(以下、孝輔) そういえば占い師さんに言われてたよね。
しほ そうそう。7カ月の時に旅先で占いに行ったら、「7カ月? 大きいねえ」と言われたり、「双子ですか?」って聞かれたりすることもしょっちゅうありました。実際、ご飯を食べると吐き気がするようにもなっていて。
先生にも「臨月ぐらいの大きさだからしんどいはずだよ」と言われ、結局、短期入院して羊水を抜いてもらったんです。
――羊水を抜くと途端に楽になる?
しほ スキップしたくなるぐらい、一気にメチャクチャ楽になりました(笑)。
孝輔 何リットル抜いたんだっけ。結構抜いたよね。
しほ 3リットル抜きました。通常だと羊水は1リットル弱らしいので、いつ破水して陣痛が来てもおかしくないような状況だったんですね。

