時短とフリーランスで、何かあってもすぐに対応できるような態勢を整えた

――夜はしほさんが担当ということでしたけど、晩酌とかで息抜きってできますか。

しほ 子どもができてからはほとんど飲まなくなりましたね。みーくんと2人きりのときに身動き取れなくなったら大変なので、飲むとしてもパパもいる時にしか飲まないし、ちゃんと片方が見られる態勢は常に作ってはいます。

――しほさんは時短で在宅勤務、孝輔さんは正社員を辞めてフリーランスにシフトと、育児のためにライフスタイルも大きく変化させましたが、お互い葛藤はなかったですか。

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しほ 仕事は楽しんでやっていたんですけど、私の野望というか、ひそかな計画として、妊娠して産休に入る前にできるだけ上のポジションについておこうと考えていたんですね。

――育児に入った後のキャリアを考えて?

しほ もともと私は家庭に重きを置きたいタイプでして。仕事は頑張ってたけど、子どもができたらそれまでと同じ熱量で仕事はできないだろうと。だったら、妊娠前にできることを全部やってキャリアを積んでおこうと思ったんです。ぶっちゃけていえば、上に行けば行くほどもらえる手当も違いますしね。

 そうして頑張っていたらありがたいことに出産前に管理職になれたんです。

――もともと家庭を持ちたいという思いが強かったんですね。

しほ 家庭へのあこがれは昔から強くて。専業主婦の母を見て育ったこともあるかもしれませんが、金銭面が許すなら子どもはできるだけたくさん欲しいと思っていました。

――逆に孝輔さんはいかがですか?

孝輔 自分の収入だけでこの家の家計が全部回って、妻がのぞむかたちで育児をしてもらえたらいいなと思っていました。

しほ 今の時代に珍しく、彼はちょっと関白なところがあって。でも、私もそのスタイルを望んでいたので、うまくマッチしたなと思ってます。

――お2人は6歳差ということですが、出会いは?

孝輔 大学入学前にゲーム実況をしていて、そのリスナーが彼女だったんです。

©杉山秀樹/文藝春秋

――しほさんもゲーム好きなんですか。

しほ 「2BRO.」っていう好きなゲーム実況者がいて、その実況者さんは声が特徴的なんですけど、彼がその声真似をしてたんですよね。

孝輔 高校生だったのでちょっと恥ずかしいんですけど(笑)。

しほ 「全然視聴者がいないのに声真似してる、この人めっちゃ面白い」と思って(笑)。で、一緒に配信をするようになったりして仲良くなったんです。

孝輔 僕が大学1年生の時に付き合い始めて、新卒で入社してまだ研修中とかの時期にプロポーズして結婚、という感じでした。

――周りに比べてもかなり早い結婚だったのでは。

孝輔 メチャクチャ早かったですね。「研修中にプロポーズしたやつがいる!」と、社内でも話題になりました(笑)。

 ただ、6つ上の女性とお付き合いするとなった段階で僕としては軽い気持ちではなかったので、「結婚を前提にお付き合いします」と最初から彼女に言ってたので、自然な流れではありましたね。