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犯人はその後…
こうして樋口は1946年9月17日に邦子さんを誘拐。その日は江ノ島から横須賀へ行き、千葉県津田沼市、18日は同県稲毛に宿泊。
19日は上野発直江津行きの夜行列車で車中泊し、20日に篠ノ井(現・長野市)経由で松本泊。
21日に中央線で名古屋へ向かい、22日に中津川へ。翌23日に逮捕されることになる。
同年10月24日の横浜地裁での初公判で、樋口は清水家次女の誘拐は結婚が目的であり、住友令嬢は勉強するための金と清水家次女との再会、結婚の資金を作るための身代金目的だったと供述した。
1週間後に下された判決は懲役10年。刑務所に服役後、憲法公布による恩赦(1946年11月3日)で減刑され、1954年1月に仮釈放となる。が、1959年と1961年の2回、窃盗事件で逮捕され再び塀の中へ。
