8月10日『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』の公式サイトに、原作者ナガノ氏のオフィシャルインタビューが掲載された。そのことが多くの人を驚かせたのは、Xのアカウントが500万フォロワーに達し、今や海外でも大きな人気を獲得する『ちいかわ』の原作者でありながら、これまでインタビュー形式で答えることが稀だったからだ。
ナガノが語った、映画の“クオリティコントロール”と敬意
今回の映画パンフレットの内容も、定番のスタッフインタビュー、声優インタビュー、そして原作者のインタビューはなく、絵本のようにちいかわ世界を案内する形式で「ちいかわファースト」の世界観を構築していた。しかし今回、きわめてレアな原作者インタビューが声優インタビューとあわせて、大人がアクセスできるWEB上に公開された形になる。
もうひとつ多くの人が驚いたのは、このオフィシャルインタビューで原作者による映画に対する徹底的なコミットメントの様子が語られたことだ。もともとグッズや声優の人選にいたるまで原作者が深くかかわるクオリティコントロールが行われていることはよく知られていたが、脚本と総作画監督という形で関わった今回の映画にはさらにそれが徹底されている。
●映画チームとはどのようなコミュニケーションをとりましたか?オーダーした内容なども含めて教えてください。
まずは、キャラクターたちそれぞれのイメージが崩れないように、ということです。
たとえば、はじめにちいかわとハチワレがチラシを見るシーンがありますが、ちいかわが横から手を出した時にグイっと奪い取るような仕草にならないようにしてほしい、などです。(『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』公式サイト掲載オフィシャルインタビュー)
総作画監督として絵の一枚一枚、キャラクターの口の開き方にまで詳細に指示を出したことについて語りつつ、監督やスタッフの名前を一人ひとり上げ、自分の意見を作品に取り入れてくれたことへの感謝が、そして一方的な自分の意見だけではなく、監督スタッフからのフィードバックもこの作品の大きな要素であったことへの敬意も語られている。
