別居婚から家庭内別居婚へ…家族3人と猫10匹の幸せな暮らし

misono 我が家には猫が10匹います。有り得ない話なんですけど、「家族が増えたから」とか引っ越しのタイミングで、ペットを手放してしまう人が多いんです。「子どもが猫アレルギーで」とかお金の問題とか、色んな理由があると思うんですけど、さすがに「仕方ない」で片づけられないです。

 自分は赤ちゃんを産んだからこそ、今まで以上に猫ちゃんのことが愛おしいし、さらに動物のことが大好きになったし、「我が子と同じくらい大切です」って声を大にして言いたいです。

「いやいやいや、ペットより子どもの方が大事でしょ」ってなる人がいたりするんですが、「何も喋れない」っていう所は一緒ですし。

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 だからもともとお付き合いのある動物愛護団体の方にも「ほとんどの人が妊娠して余裕がなくなってしまって、出産を機に保護犬・保護猫活動を辞めちゃうので、misonoさんが支援を継続していらっしゃるのが凄いです」と、びっくりされました。

保護猫と遊ぶmisonoさん(写真=本人提供)

――確かに、赤ちゃんと10匹の猫ちゃんのお世話を両立させるのって難しそうです。

misono 赤ちゃんが全然、寝てくれなくて1時間で起きたりするから、子ども中心の生活になるし、誰よりも優先してしまうんですけど。退院後、猫ちゃん達をしばらく抱っこできなかったし、同じ部屋で一緒に寝れなかったから「寂しい思いをさせてごめん」ってめちゃくちゃ罪悪感がありました。

 misonoがトイレへ行く度に、猫ちゃん達がトイレに大集合するんです。しかも膝に乗ってきたりするし、早く赤ちゃんの部屋に戻らなきゃいけなくて、猫ちゃんを自分からおろすのは心が痛むので、おりてくれるまで待ったりします。だからトイレも我慢するようになって。misonoが出てくるまでドアの前で鳴いていたりするんです。

 前より甘えん坊になった気がするし、なかなか構ってあげられないから、本当にもどかしいです。「猫って犬より愛情表現をしなくてツンデレ」って言われていますが、スリスリやゴロゴロが最近すごいので、全然そんなことないと思います。

定期的に保護犬猫カフェへ足を運ぶmisonoさん(写真=本人提供)

 唯一、削れるのが睡眠時間だから、寝る前に猫ちゃんとの時間を作るようにしています。寝不足ではあるんですけど、かなり癒やされているのでプラマイゼロな気がして(笑)。以前やっていた子猫の預かりボランティアも、3時間おきにミルクをあげていたし、睡眠不足には慣れていて。 

 でも赤ちゃんがギャン泣きしていたら、どうしても猫ちゃん達に待っててもらわなきゃいけないから、たくさん我慢をさせていて申し訳ない気持ちでいっぱいです。猫ちゃんを含めて家族みんなで遊べる日が、早くきて欲しいです。

――misonoさんは保護犬や保護猫の活動にも長く取り組まれています。お子さんが大きくなったら、親子でチャリティやボランティア活動をしたいという思いはありますか。

misono 獣医師になってくれたりしたら、めちゃくちゃ嬉しいです。

 今は、動物も人間と同じ命なのに“物扱い”だから、「ペット」じゃなくて「家族」という扱いになるような法律に変えたいし、妊娠・出産後、その気持ちが強くなっているのでこれからも変わらず、より多くの人に広めていきたいです。