幸せの中で…「世の中のお母さん全員をリスペクト」

――最後に、お子さんが誕生した今、改めて感じていることや、これからやりたいことを教えてください。

misono 改めて「赤ちゃんを授かれることや母子共に健康であることって本当に奇跡なんだ」と痛感しています。だからこそ、家族の事件や虐待のニュースを見るたびに、「妊娠してから産まれるまでこんなに大変で、こんなに痛い思いをして産んだのに、どうして?」って心が痛みます。

 自分は出産してからより一層、世の中のお母さん全員をリスペクトしていますし、すれ違う赤ちゃん全員「可愛い」ってなります。知り合いじゃなくても妊婦さんのことすら、愛おしく思えたりします。

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 しかも自分は環境にも恵まれていて、色んな人がサポート、フォロー、ケアをしてくださってめちゃくちゃ支えられている分、他人だろうが気持ちを分かち合える存在な訳だから、妊婦さんや出産直後のお母さん達に「手を差し伸べたい」ってなっています。

 今まで唯一の楽しみだった睡眠や食事の時間がほとんどなくなりましたが、全く苦じゃないんです。丸一日家にいても「24時間ずっと家族といられて幸せ」と思えるし、ほとんど外の仕事をしないでニート状態なのに罪悪感がなくて最高です(笑)。

 もともと一人の時間が必要な人間なんですけど、Nosukeのおかげで自分の時間も持てているので、感謝しかないです。「息抜きしたい」「ストレスを発散したい」とも思わないんですよ。

ーーご家族との時間が、それだけ満たされているんですね。

misono 誰にも追い詰められていないのに、以前は「自分が悪いんだ」と自分を責めて、後回しにし続けていました。でも今は、自分を褒めたり、携帯を置いてゆっくり休んだり、もっと自分を大切にしようと思えるようになりました。

 人のせいにするのが嫌で、周りにも頼れない性格だったんですけど、出産をきっかけに、赤ちゃんを理由にして甘えられるようにもなって。「これで良いのだ」と、バカボン精神で自分に言い聞かせています(笑)。

ーー「これで良いのだ」と思えるようになったのは、大きな変化ですね。お仕事のほうはいかがですか。

misono 10月13日の誕生日で42歳になるんですけど、42歳になって最初のお仕事が一日警察署長なんです。祖父が警察官だったので、数年前に務めたときも、祖母が「自慢の孫だ」と一番喜んでくれました。

 祖母には無職だと思われていたので、またかっこいい姿を見せられるのが嬉しいです(笑)。今回も楽しみにしてくれています。

ーーおばあさまにとっても、嬉しい晴れ姿になりますね。

misono ホテルでの歌唱や講演会も、これまでと変わらず続けています。普段はファンの方が入れるライブや地方を回るお仕事はしていないんですけど、数万人が集まる花火大会への出演が決まり、GINTAと2人で出ることにしました。

misonoさんとアーティスト・DJのGINTAさんとのツーショット(写真=本人提供)

 最近はMCをしたり、キャスティング会社としてブッキングをお手伝いしたりすることも多かったので、久しぶりに人前で歌い、コラボ曲を初披露することに珍しく緊張しています。あたたかく見守っていただけたら嬉しいです。

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