届く手紙の9割が苦情、カミソリが入っていることも…
――すごい勢いですね! しかし、テレビの活躍と共にアンチも増えていったとか。
波田陽区 タレントさんとは、事前にネタを確認してもらうので一回もトラブルはなかったです。でも、アイドルのファンの方からの苦情がすごかった。はじめは普通のファンレターでしたが、次第に9割が苦情になって、段ボール製の「苦情ボックス」っていう波田陽区専用のボックスができました。「殺す」と書かれた手紙や、髪の毛、剃刀、いろんなものが入っていたし、事務所に脅迫電話が掛かってきたこともありました。当時、ギターのケースを持って移動していたんですが、「サインください」と来てくれる人にも警戒してしまって、体の前にケースを挟んでガードしていました。移動するときは僕だけ警備員4人に囲まれたし、テレビ局からタクシーに乗ったら知らない人が追いかけてきたことも。
一番怖かったのは5、6歳くらいの知らない子どもから電話が掛かってきて「波田さんの携帯ですか?」と聞かれて「そうだよ、どうしたの?」と聞いたら、お父さんが宅配会社で働いているらしく、「パパから番号を教えてもらった」って言うんです。普通に犯罪だと思うんですけど。あとは営業先に「波田さんのお母さんが来てます」と言われてパッと見たら全然知らない女性が楽屋に入ってきたりとか。
――怖いですね……。またスポンサーさんを怒らせてしまったこともあったそうで。
波田陽区 エンタの神様で『おしゃれカンケイ』のことを『汚れ関係』ってネタで言ってしまったんです。当時、その2つの番組のスポンサーが同じ会社で怒ってらっしゃったと聞きました。そこから時間が経ってその会社のCMに出させて頂いたので最後はホッとしたんですけど、申し訳なかったと思っています。


