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西寒川支線は、寒川駅のすぐ西側で分岐して南に向かって走っていた。寒川駅の橋上駅舎からその方向を見下ろすと、相模線の線路の脇が妙に広いような気がする。支線が通っていた名残、つまり廃線跡なのだろうか。
そのまま南口を出て、線路沿いの道をゆく。駅舎の脇には駐輪場、そして空き地。その先の踏切からまた西を見ると、ここでも単線になった線路の脇にもう一本の線路を敷くことができそうなスペースが確認できる。現在のJR相模線の線路と並んで、西寒川に向かう支線の線路があったのだ。
「花が咲き…」地元に愛される廃線跡
といっても、踏切の中は電車の行き交うJRの敷地内だ。中に入って「いざ廃線ウォーク!」と息巻くわけにもいかない。なので、しばらくは線路沿いの道を歩き続ける。
あいにく線路と道の間には住宅が並んでいて、廃線跡の存在は見ることができない。ちょっともやもやしながらも、だいたい3分ほど歩く。すると住宅が途切れて、幅の広い県道46号が相模線をアンダーパスする地点に出た。
ここで線路沿いを見ると、ちょうど相模線から分かれようとしている廃線跡が、雑草の生えた茂みとしてハッキリと。ほどなく、廃線跡はゆったりとカーブして相模線から離れ、南西へと向きを変えるのだ。
県道と交差した廃線跡は、「ゲート広場」という看板が置かれたポケットパークへ。さらにそのまま、「一之宮緑道」と名付けられた遊歩道になって続いてゆく。
廃線跡が遊歩道になるのはおなじみの大定番だ。




